オリジナル用コットンバック

オリジナルロゴ/デザインが使用時も映える「マチなし」仕様で多彩なバックの中身に対応する収容力。従来普及型「マチ有り」バックより中身が透けづらいシーチングコットン(135gsm)無漂白素材を使用したオリジナル用コットンバック| NCS-092 をSmall Stories ブランドからお届けします。

NCS-092

NCS-092を世に出すキッカケは2014年 フランスでのオリジナル製品作成の展示会で出会った「マチなし」仕様のバックでした。以下、NCS-092誕生の物語 | Small stories です。

2014年2月、フランスのリヨンという街で開催されたオリジナル製品作成の展示会に参観しました。その際、従来普及型「マチ有り」バックに収集したカタログ入れて肩にかけて廻っていました。

そのときと同じ従来普及型「マチ有り」バック (プリントデザインは別のもの)

すると、

「変なバックをかついでるな。」

と声をかけられました。振り返るといかにもフランス人らしい紳士が立っていました。

ちょっと「上から」だったのでややムッとし、

「変なバックって、このバックのこと? 日本では従来から一番普及しているやつだけど、どこが変なの?」

「ちょっと貸してみな、オレが持つから。どう? プリントロゴが台無しだろ!?」

彼にバックを渡してみると、自分で持っている時は気がつきませんでしたが、中身のカタログがマチ部分に突き出して、プリントロゴ面がシワに。。。確かに変!?

「変だろ!? お前のバックは”マチ”があるからこうなるだよ。マチは厚地のキャンバス生地であれば意味があるけど、薄地生地の場合は全く意味がないよ。」

「それと生地はもう少し厚めのほうがベター。お前のは中身が透けすぎてる。」

「もっと言うと、無駄なところがある。持手の縫製が両側にあるけど片側で十分。薄地なので両側でも片側でもいざ使用する時は太い紐状になって一緒! 生地が薄いから両側とも縫製しているのかな。。。それでも意味ないと思うけど。」

「この”マチなし”バックのほうがプリントロゴが映えるだろ!?」

そのときの実際の映像より

現物を見てでの話なので説得力があり。反論する余地はありませんでした。 ふと、先方の「マチなし」バックが積んであるのを見ると、持手部分にアイロンがけされていない様子だったので

「そっちのバックは、持手にアイロンがけしてないじゃん?」

「えっ!? 。お前のバックは無地の状態でこの薄地の持手にアイロンをかけてるの!? プリントする本体にならわかるけど。持手にプリントする為?  何の為!?   お前のバックは、バックとして使用するのではなく中身無しの平らな状態で額にいれて壁にでも飾る為か!? バックとして使用するのであれば持手にアイロンがけするのは、これまた無駄。プリントロゴをアピールする使用時を優先してバックのことを考えていない!! プリントした後にアイロン掛けすことをあるかもしれないけど。」

これまたピシャリ。。。。 その後、彼は他の人の接客が入ったのでそこで別れました。

その晩、展示会場近くのバーに入ったところ

「オーイ。「マチ有り」バックのお兄さん!!」

シャンパングラスを持ち少し赤ら顔になった彼がいました。

「さっきはキツイこと言って悪かったな。奢るからちょっと一緒に呑もう!」

彼が薦める生ハムとシャンパンでいろいろと語り合いましたが、最も印象に残ったのは。

「オレのバックもお前のバックも2つの長方形の生地パーツだけで作られるシンプルなものだけど、シンプルだからこそ奥が深いだよね。オレのマチ無しバックは、世界で億単位で流通する世界の定番だよ。日本は自動車/家電製品で世界の最先端をいく素晴らしい国だから(薄地生地の)「マチあり」バックにも何か意味があるのかもしれないずっと考えている(けど、まだ意味はわからない)。」

その夜、美味しかった生ハムとシャンパンの余韻の中、頭を駆け巡ったのは”ガラケー(ガラパゴス 携帯)”という言葉に代表される「日本のガラパゴス化」。

従来普及型「マチ有り」バックは、”ガラバー”かもしれない。。。。

あれから約2年半。NCS-092を世に送り出すにあたり、「オリジナルデザイン/ロゴをアピールするためのバック」というコンセプトをベースとし、以下の通り仕様を組みました。

①  プリントロゴ/デザインが使用時に映えるマチなし仕様

② 少しでも中身がすけずらい 135gsmの綿シーチング生地を採用

③ 持手の片側縫製、ノーアイロン

④ 世界の定番のバック本体サイズ 高さ 42cm x 幅 38cm の採用

= 仕様詳細はこちらをクリック下さい。=

以上 NCS-092 Small Stoires です。従来普及型の「マチ有り」バックは、天然繊維である「綿」を

無駄使いしているという彼の指摘もありましたが、それはまたいずれ。。。To be contiuned.

 

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